2023年6月号
2023-06-01 (木)
梅雨の湿気で髪が広がる💧のは、なぜ?
梅雨の湿気で髪が広がるのは「髪のダメージ」が原因
💧湿度が高くなると、なぜ髪は広がるのでしょうか?
一番の原因は、髪のダメージによるものです。
髪が傷んでいるすなわちキューティクルがはがれている部分から、
水分はどんどん浸入していきます。
その水分は、キューティクルの内側にあるコルテックス(毛皮質=線維状につながったタンパク質)に溜め込まれていきます。
したがって、水分をため込んだ部分が膨張し、そこから髪がうねりを起こすのです。
毛髪の1本1本が異なる形状になってしまうため、その結果、髪全体が広がることになります。
その対策💧は?
梅雨の時期は冷風ドライヤーで髪を乾かそう
この時期、ドライヤーを使う場合は、温風ではなく冷風を使うと髪のダメージを防ぐことが
できます。スタイリングだけでなく、シャンプー後のブローの時にもお試しください。
キューティクルが引き締まり、髪のツヤがアップしますよ。
梅雨時は洗い流さないトリートメントがおすすめ
キューティクルがはがれていると、水分をためこむだけでなく、
内部から潤い成分も流出してしまいます。女性の毛髪の寿命は4~6年。
カットをしないロングヘアの人の毛先は、
長い年月、紫外線や乾燥などにさらされ、ダメージを受けています。
髪のダメージを予防するには、トリートメントで毛髪の内部の水分油分補給と
外側に皮膜を作ることが必要です。おすすめは、洗い流さないタイプのトリートメント。
シャンプー後に軽くタオルドライして、毛先からつけます。なるべく頭皮につけないよう、気を付けてください。
髪をさまざまな外敵から守り、ツヤ髪をキープすれば、梅雨時期でも広がることはないでしょう。
トリートメントなど、ヘアケアを怠ることなく、続けることが大切です。