2023年9月号
2023-09-01 (金)
秋に、髪がパサつくのはなぜ?
夏の終わりが近づくと、髪のダメージを感じる方も多いはず。
肌がダメージを受けるように、夏の間、髪にも大きな負担がかかっています。
夏に受けたダメージが表面化してくるのが、秋ころなのです。
原因① 紫外線ダメージ
紫外線量が増える夏、髪や頭皮には紫外線ダメージが蓄積し、そのダメージは秋になってから現れます。
紫外線ダメージを受けた髪はキューティクルが乱れ、髪内部のうるおいが保てず、切れ毛や枝毛、パサつきの原因に。
さらには、頭皮の赤みや乾燥を招き、かゆみ・フケなどの頭皮トラブルを引き起こしてしまいます。
原因② 冷房による冷え・乾燥
冷房による体の冷えは、体だけでなく、頭皮にも影響をもたらします。体が冷え、頭皮が固くなると血流が悪くなり、細胞に必要な栄養が届きにくくなります。そのため、頭皮の働きが鈍くなり、新しく生えてくる髪の毛が抜けやすくなってしまうのです。
また、冷房は頭皮と髪の乾燥を招く原因にも。頭皮の乾燥は、過剰な皮脂分泌を招き、髪の水分を奪ってしまいますので、フケ・かゆみなどの頭皮トラブルやヘアダメージに繋がってしまいます。
原因③ 生活習慣の乱れ
夏は暑さで食欲も落ちてしまいがちですが、栄養バランスが偏ると、髪に必要な栄養素が不足し、栄養を十分に行き渡らせることが出来なくなってしまいます。その結果、髪の毛が成長しきれず、抜け毛を招いてしまう原因になり得るのです。
また、美しい髪の毛のためには、睡眠も重要です。私たちの体は、寝ている間に様々な組織の修復作業を行うため、「成長ホルモン」が分泌されます。成長ホルモンがしっかり分泌されず減少してしまうと、肌や髪の修復がしっかり行われず、髪も育たなくなってしまいます。
睡眠不足が長い期間続くと、切れ毛・枝毛・抜け毛、白髪が増える原因にも繋がります。、睡眠の質をあげることが大切なのです。